夫と浮気しているのかしていないのか白黒つけたい
・夫が浮気相手と男女関係にあるという証拠(ホテルの出入り等)
・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠(複数回)
7日間
60万円
職場からの尾行及び土日の尾行
依頼者の主な不安と懸念は、夫婦関係の将来についての深い心配から生まれていました。
夫の帰宅時間が遅くなり始めてから、依頼者は毎日のように胸を締め付けられるような不安を感じていました。夫からの「残業」や「仕事の付き合い」という言葉を聞くたびに、その言葉の真偽を疑わずにはいられない状況でした。夫の様子がおかしいと感じ始めてからは、食事も喉を通らず、夜も十分な睡眠が取れない日々が続いていました。
特に強い不安を感じていたのは、二人の関係が少しずつ崩れていくように感じられることでした。以前は休日に一緒に買い物に行ったり、晩ご飯を食べたりする時間が当たり前のようにありましたが、それらの何気ない日常が失われつつあることに強い寂しさを感じていました。
また、もし本当に浮気が事実だった場合、これまでの結婚生活は何だったのかという疑問や、自分に何か落ち度があったのではないかという自責の念も抱えていました。周囲の友人や家族にも相談できず、一人で問題を抱え込んでいる状況に精神的な限界も感じていました。
調査は7日間にわたって行われました。以下、日を追って調査内容を詳しく解説します。
初動調査として、夫の勤務先である西区の会社周辺での基礎調査を実施。夫の退社時間は概ね19時前後で、その後は最寄り駅近くの図書館に向かう様子が確認されました。図書館では、仕事用の資料を広げ、約1時間程度滞在する行動が観察されました。2日目も同様のパターンで、図書館での滞在を確認。この時点では、特に不審な人物との接触は見られませんでした。
週末を含むこの期間は、夫の行動パターンにさらなる変化が見られました。土曜日は午前中から出社し、午後には会社近くのカフェで仕事をする姿が確認されました。日曜日は終日自宅で過ごし、外出は近所のコンビニエンスストアへの買い物程度でした。平日は前週同様、図書館と公園を経由するパターンが継続。この間、不審な人物との接触や、問題となるような行動は一切確認されませんでした。
7日間の調査の結果、以下の事実が明らかになりました。
調査結果から、夫の行動は仕事と一人の時間を過ごすことが主な目的であり、浮気等の不適切な関係を疑わせる証拠は発見されませんでした。むしろ、仕事のストレス解消や心の整理のために、帰宅前の時間を活用している様子が伺えました。
当面の展開としては、夫が一人の時間を必要としている背景にある職場でのストレスや悩みについて、徐々に夫婦間で対話できる環境を整えていくことが望ましいと考えられます。夫は現在、仕事の緊張から解放される時間として図書館や公園での時間を選んでいますが、この状況が続くことで夫婦間の心理的な距離が広がる可能性があります。
中期的な展開として、夫婦でのコミュニケーションが円滑になった段階で、休日の過ごし方や帰宅後の時間の使い方について、新しいルーティンを作っていくことが考えられます。たとえば、週末の午後を二人で過ごす時間として確保するなど、具体的な取り組みが効果的でしょう。
アフターサポートとして、以下の取り組みを実施いたしました:
まず、月1回程度の定期的なカウンセリングを提案し、夫婦での参加を促しました。カウンセリングでは、日々の小さな出来事や感情を共有する方法について、具体的なアドバイスを提供しています。
また、夫婦で過ごす時間を大切にするため、週末の予定を前もって確認し合う習慣を提案。図書館で過ごしていた時間を、場合によっては二人での散歩や、近所のカフェでの談笑に変えていくなど、新しい形での時間の使い方を見出していきました。
最初は夫の行動が気になって、毎日不安で眠れない日々が続いていました。夫のスーツから見慣れない香水の香りがした時は、最悪の事態を想像してしまい、どうしようもない気持ちになりました。でも、思い切って相談してみて本当に良かったです。
調査の結果を聞いた時は、申し訳ない気持ちと安堵感で涙が止まりませんでした。夫が実は仕事でかなり追い詰められていたことを知り、もっと早く気づいてあげられれば良かったのにと後悔もしました。
カウンセリングを通じて、夫婦でゆっくり話をする時間を持てるようになり、今では休日も一緒に過ごすようになりました。先日は夫と二人で、昔よく行っていたカフェに行ってきました。久しぶりに見た夫の笑顔を見て、関係が修復できて本当に良かったと思いました。
調査だけでなく、その後のカウンセリングまでしっかりとサポートしていただき、本当に感謝しています。今では夫も『一人で抱え込まないで良かった』と言ってくれます。これからも何かあったら、夫婦で話し合っていける関係を大切にしていきたいと思います。
「今回のケースを担当させていただき、改めて早期相談の重要性を実感いたしました。依頼者様が最初にご相談くださった時は、心身ともにかなり疲弊されている様子でしたが、一つ一つの不安に丁寧に向き合うことで、状況が好転していく過程を間近で見守ることができました。
調査を進める中で特に印象的だったのは、夫様の図書館での姿でした。仕事の資料と向き合う真摯な様子からは、責任ある立場での重圧と、それでも家族のために頑張ろうとされている意志が感じられました。
この事案では、単なる事実確認に留まらず、その後の夫婦関係の修復まで携わらせていただきました。カウンセリングを通じて、少しずつですが確実に信頼関係を取り戻していかれる様子に、私たち担当者も深い感動を覚えました。
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