再調査が成功‐名古屋市名東区の事例

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別の探偵事務所が失敗したが、再調査が成功した- 名古屋市名東区の調査事例

妻と浮気相手の親密な会話を録音したボイスレコーダーを持っているのですが、弁護士に相談したところ、これだけでは不貞の証拠として不十分とのことでした。別の探偵事務所に依頼して、120万円支払いましたが、調査は失敗し、証拠をとれなかったため、弁護士を通じて弊所にお越しくださいました。
依頼者
40代後半 男性
対象者
40代後半 女性(依頼者の妻)
婚姻歴
10年 子ども1人

お問合せの経緯

結婚12年目を迎えた依頼者様は、妻の様子に違和感を感じ始めていました。深夜に頻繁にLINEをする様子や、休日出勤が増えたことなどが気になり始めました。 偶然、妻が置き忘れたスマートフォンから、男性との親密な会話の録音データを発見。内容から不貞行為の可能性が高いと判断し、地元の弁護士に相談しました。しかし弁護士からは「録音データだけでは確実な証拠として不十分」との見解を示されました。 証拠収集のため、知人の紹介で探偵事務所に調査を依頼。契約金額120万円で7日間の調査を開始しました。しかし、結果として決定的な証拠は得られませんでした。

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的

妻の浮気相手を突き止めたい

必要証拠

・妻が浮気相手と男女関係にあるという証拠(ホテルの出入り等)
・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠(複数回)

調査期間

7日間

調査費用

80万円

調査方法

職場からの尾行及び土日の尾行

依頼者の不安と懸念

まず経済面での深刻な懸念が見えてきます。前回の探偵事務所で120万円という大金を費やしたにもかかわらず、期待した結果が得られなかったことで大きな失望を感じておられたことでしょう。さらに、再度の調査依頼に踏み切るには新たな費用負担が必要となり、そこには大きな決断をしたとのことです。すでに入手していた録音データだけでは離婚の証拠として不十分と言われ、より確実な証拠の必要性を痛感していたことも想像に難くありません。
法的な面では、せっかく集めた証拠が十分な効力を持つのか、離婚裁判に発展した場合どうなるのかという不安も大きかったと考えられます。このような様々な不安や懸念を抱えながらも、真実を明らかにしたいという強い意志を持って、再度の調査依頼に踏み切られたました。

調査の目的と方針(名古屋市市内の特性)

調査の主目的は、離婚訴訟および慰謝料請求に耐えうる、確実な不貞行為の証拠収集です。前回の調査で得られなかった決定的な証拠を、特に以下の観点から収集することを目指しました。 まず第一の目的として、不貞行為の存在を明確に立証できる映像証拠の取得を設定しました。具体的には、妻と相手男性の密会場面、肉体関係を推認させる場面の撮影を重点的に行うことにしました。 第二の目的としては、勤務実態と外出時間の乖離を立証することです。妻が看護師として働いている病院での実際の勤務時間と、申告している勤務時間との差異を明確にすることで、不貞行為のための時間確保の手口を明らかにすることを目指しました。

調査内容(名古屋市名東区周辺)

調査は7日間にわたって行われました。以下、日を追って調査内容を詳しく解説します。

1-2日目

病院周辺および職員出入口での基礎調査を実施。妻の勤務パターンと実際の行動を照合するため、出勤・退勤時間の確認を中心に行いました。特に注目したのは、夜勤明けの行動です。この期間中、通常より2時間早い退勤が1回確認されましたが、まっすぐ帰宅する様子が観察されました。同時に、相手男性と思われる人物の車両特徴や、普段の動線についても情報を収集しました。

3-4日目

予定退勤時間より4時間早い退勤を確認。この日は青色のセダンに乗った男性と合流し、駅前の居酒屋で2時間ほどの食事。その後、男性の自家用車で東急田園都市線沿線のマンションに向かいました。22時30分に男性宅へ入室し、深夜1時15分に退出するまでの一部始終を撮影することに成功。マンションのエントランスでの親密な様子も記録できました。

5-7日目

5日目は通常勤務でしたが、6日目に再び予定より3時間早い退勤を確認。この日は最も決定的な証拠を収集できました。16時30分の退勤後、相手男性とカラオケ店に入店。20時45分の退店時には、二人で寄り添うように歩く姿を確認。その後、駅に向かう途中の人通りの少ない路上で、約15秒に渡るキスシーンを撮影することができました。7日目は総括として、これまでの調査で判明した不審な勤務時間の記録と行動パターンの分析を行いました。

調査結果

7日間の調査の結果、以下の事実が明らかになりました。

特筆すべき点として、病院での勤務時間の申告と実際の行動の乖離が明確に記録できました。また、不貞行為を行う相手が同じ病院関係者であることも、聞き込みにより確認することができました。これらの証拠は、今後の法的手続きにおいて十分な証拠能力を持つものと判断されます。

考えられる今後の展開

まず法的手続きの観点からは、収集された証拠を基に離婚調停の申立てが最初の段階となるでしょう。男性宅への出入りや路上でのキスシーンなど、複数の決定的な証拠があることから、不貞行為の立証は十分可能と考えられます。特に、勤務時間の虚偽申告と不貞行為の関連性は、病院という職場での信用性にも関わる重要な事実となります。 慰謝料請求については、看護師という専門職である妻と、同じ病院関係者である相手男性の立場を考慮すると、一般的な不貞慰謝料額より高額な請求が認められる可能性があります。特に、職務上の信用や倫理性が問われる立場であることは、請求額の増額要因となり得ます。

その後の展開/アフターサポート

ただし、相手方の対応として想定されるのは、まず事実関係の否認です。勤務時間の乖離については業務上の必要性を主張し、個人的な交際については単なる同僚関係だと主張してくる可能性が高いでしょう。この点については、収集された証拠の詳細な時系列や、複数回に渡る不適切な行動の記録が反証として有効です。また、病院という職場環境への影響も考慮する必要があります。不貞行為の事実が職場に知られることで、両者の職業生活にも影響が及ぶ可能性があります。このため、示談による解決を望んでくる可能性もあります。
財産分与に関しては、結婚12年という期間を考慮すると、預貯金や不動産などの夫婦共有財産の精緻な確認が必要となります。特に、不貞行為期間中の財産の流出がないかどうかの確認も重要です。
さらに、今後の生活再建に向けては、離婚成立後の新生活のための準備も並行して進める必要があります。新たな住居の確保や、必要に応じて転職なども視野に入れた生活設計が求められるでしょう。
一方で、和解の可能性も完全には排除できません。ただし、その場合でも、収集された証拠は和解条件を有利に進めるための重要な材料となります。慰謝料額や財産分与の割合について、より有利な条件を引き出すことが可能かもしれません。
このような展開を見据え、まずは証拠の整理と弁護士との詳細な打ち合わせを行い、具体的な法的手続きの進め方を決定していくことが望ましいと考えられます。

依頼者様の声

前回の探偵事務所では160万円もかかったのに、証拠がとれず..医師の妻の勤務形態を全く理解してもらえませんでした。正直、今回も同じように無駄になるんじゃないかと不安でした。でも、初回の相談で『夜勤のある方の調査は経験があります』と言っていただいて、少し希望が持てました。
次は弁護士の先生と相談しながら、離婚の手続きに入ります。証拠もしっかりしているので、相手も事実関係は否定できないでしょう。ここまで来られたのも、皆様の丁寧な調査のおかげです。本当にありがとうございました。

調査担当者のコメント

夜勤のある医療従事者の方の調査は、確かに通常とは異なるアプローチが必要です。特に看護師の方は、勤務時間の変動が大きく、一般的な調査時間では対応が難しい場合が多いです。今回は病院での勤務実態と、申告時間との差異に着目することで、効率的な調査を実現できました。 依頼者様の新たな人生の一歩を後押しできたことを、私たちも嬉しく思います。今回の調査結果が、公平な解決への道筋を付けられたのではないかと考えています。もし今後も何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。我々も最後まで責任を持って対応させていただきます。

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