一方的な離婚請求を防ぎたい‐名古屋市中村区の事例

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離婚したくない・一方的な離婚請求を防ぎたい- 中村区の調査事例

ご主人(37歳)との結婚生活は8年目に入り、5歳の息子がいらっしゃる名古屋市中村区の専業主婦。ここ半年ほど、夫の様子が明らかに変化してきました。残業が増え、休日出勤も増えました。携帯電話の扱い方も変わり、私の近くでは画面を見せないようにするなど、不自然な態度が目立ちます。そしてある日、突然の離婚したいと告げられました。

依頼者
30代後半 女性
対象者
30代後半 男性(依頼者の夫)
婚姻歴
8年 子ども1人

お問合せの経緯

先月、夫から突然「離婚したい」と切り出されました。理由を聞いても「お互いに合わなくなった」という曖昧な返答しかありません。しかし、夫の携帯電話に見覚えのない女性からのLINEの通知が時々表示されるのを目にしており、浮気の可能性を強く疑っています。 私は息子のためにも、何とか離婚は避けたいと考えています。もし夫に浮気の事実があるのであれば、きちんとした証拠を押さえた上で、有責配偶者として、夫からの離婚請求を防ぎたいとの思いからご依頼頂きました。

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的

夫の不倫の証拠を集めて、有責配偶者からの一方的な離婚請求を防ぎたい

必要証拠

・夫が浮気相手と男女関係にあるという証拠(ホテルの出入り等)
・不貞行為を推測できるような、宿泊などの強力な証拠(複数回)

調査期間

5日間

調査費用

60万円

調査方法

職場からの尾行及び土日の尾行

依頼者の不安と懸念

まず夫からの突然の離婚要求が最も懸念されていました。具体的な理由説明がないまま離婚を求めている点については、既に別の生活基盤、特に新たな関係性が構築されている可能性もあり困惑されていました。

夫の行動変化として顕著なのは、残業や休日出勤の増加、そして携帯電話の使用態度の変化である。これらは不貞行為における典型的な初期徴候と完全に一致している。特に、見知らぬ女性からのLINE通知の存在は、不貞行為の可能性を強く示唆する証拠となり得る。

法的なリスクとしては、夫が既に弁護士への相談を済ませ、調停や裁判への移行を視野に入れている可能性もあります。また、財産分与を見据えた資産の移動や隠匿が既に行われている可能性も否定できません。

本件の調査における緊急度は極めて高いと判断される。これは離婚の意思表示が既になされていること、不貞行為の証拠が失われる可能性が高いこと、そして相手方が法的手続きを進める可能性が高いことが理由として挙げられる。

調査の目的と方針(名古屋市中村区での特性)

本件調査の主たる目的は、名古屋市中村区にある名古屋駅近辺に所在する勤務先企業に勤める夫の不貞行為の可能性について、証拠の収集と事実確認を行うことにあります。

不貞の有無を判断する上で、まず初めに対象者の日常的な行動パターンの把握を行います。具体的には名古屋市中村区の勤務先での就業状況、退社後の動向、並びに休日の行動について調査を実施します。

また、対象者のスマートフォンに表示される不審なLINE通知の存在から、特定の女性との交際の可能性が推測されます。この点について、不貞行為の相手方と疑われる人物の特定及び関係性の解明を行います。

平日の調査では、勤務実態の確認を含め、残業後の行動に重点を置きます。名古屋市中村区周辺には飲食店や宿泊施設が多く立地しており、これらの利用状況の確認が必要となります。特に、勤務先から徒歩圏内のホテル街における行動確認を重点的に行います。

休日調査においては、対象者の外出時の移動経路、立ち寄り先、接触する人物について詳細な記録を取ります。名古屋市内における行動範囲の特定と、定期的な行動パターンの有無を確認します。

調査内容(名古屋駅付近)

調査は7日間にわたって行われました。以下、日を追って調査内容を詳しく解説します。

1-2日目

初日は名古屋市中村区の勤務先となるルーセントタワーでの行動確認を実施。対象者は平常通り18時まで執務。退社後、ルーセントタワー1階のカフェで約40分間滞在。この間、スマートフォンを頻繁に操作する様子を確認。その後徒歩にて名古屋駅方面へ移動、19時30分頃帰宅。 2日目は残業の発生を確認。20時までルーセントタワーで執務後、名古屋駅構内の飲食店街に徒歩で移動。女性(30代前半推定、スーツ姿)と待ち合わせ、居酒屋で2時間程度の飲食を確認。食事中、親密な様子での会話を確認。別れ際に女性は地下鉄東山線ホーム方面へ、対象者は22時30分頃帰宅。

3-4日目

3日目、対象者は通常通り出社。18時30分の退社後、名古屋駅周辺のホテル(名古屋マリオットアソシアホテル)のロビーにて前日同様の女性と接触。約2時間程度のバーでの飲食を確認。その後、女性と共にタクシーで移動。名駅南のビジネスホテルに23時頃入館。対象者の退館は翌1時30分頃を確認。 4日目は休日のため自宅での待機を確認。この日は不審な外出等は見られず。ただし、リビングにて長時間スマートフォンを操作する様子を確認。

5日目

最終日は前日までと異なる行動を確認。17時の退社後、名古屋駅前の待ち合わせ場所にて女性と接触。その後、二人でルーセントタワー近隣の高級飲食店で食事。21時頃、名駅南のマンションに二人で入館。対象者の退館は23時30分を確認。 尾行・張り込みにより、対象女性は同じマンションの居住者と判明。推定年齢30-32歳、職業は対象者と同じルーセントタワーに勤務する会社員と思われる。服装や持ち物から、一定以上の収入があると推測される。

調査結果

7日間の調査の結果、以下の事実が明らかになりました。

調査により、対象者の不貞行為の証拠を複数回収集。特に5日目の映像は、民事調停等での証拠として十分な価値があると判断される。対象女性については、引き続き身元特定のための補充調査が推奨される。

考えられる今後の展開

対象者に対し、不貞の証拠を開示し、話し合いの機会を設けるケース。この場合、対象者が事実を認め、有責配偶者として、離婚請求を防げる可能性が高い。ただし、既に離婚の意向を示していることから、証拠開示が即座に関係修復につながる可能性は低いと考えられます。

その後の展開/アフターサポート

依頼者様の意向により、指定の弁護士立会いのもと、対象者(夫)への証拠開示を実施。当初、対象者は関係を否定しようとしましたが、ルーセントタワーでの待ち合わせや名古屋駅周辺での行動を示す明確な証拠により、不貞行為を認めるに至りました。 相手方女性は、同じルーセントタワー内の関連会社に勤務する独身女性であることが判明。対象者との関係は約8ヶ月前から始まっていたとのこと。1回目の話し合いでは、対象者は離婚の意向を崩しませんでしたが、弁護士からの有責配偶者として離婚請求は難しいとの話、慰謝料請求の可能性や、親権問題について説明を受け、熟考する時間を要望。 2回目の話し合いにて、以下の条件での関係修復を試みることで合意: 対象者は相手方女性との関係を完全に断つ 対象者は関連会社への異動を申し出る 夫婦での定期的なカウンセリング受診 息子との時間を増やすため、残業を制限

依頼者様の声

最初は、この調査を依頼するまでに本当に悩みました。でも、もやもやとした不安を抱えたまま過ごすよりも、事実を知ることを選んで良かったと今は思っています。
調査結果を聞いたときは、やはり大きなショックを受けました。名古屋駅やルーセントタワーという、夫の日常的な場所で起きていた現実を突きつけられ、眠れない夜も多くありました。でも、担当の方が親身になって話を聞いてくださり、その後の対応についても具体的にアドバイスをいただけたことで、少しずつ前を向いて考えられるようになりました。
今は夫との関係も少しずつ改善してきています。息子も以前より父親と過ごす時間が増え、家族で休日を過ごすことも増えました。まだ完全には不安が消えていませんが、定期的に状況を確認していただけることで、安心して前に進めています。これから同じような境遇で悩む方へ伝えたいのは、一人で抱え込まないでということです。専門家の力を借りることで、道は必ず開けると信じています。

調査担当者のコメント

本件は、名古屋駅・ルーセントタワー周辺という限られたエリアでの不貞行為を確認する案件でした。対象者と相手方女性が同じビル内で勤務していたことから、昼食時の接触可能性も考慮し、慎重な調査を実施しました。 調査の結果、不貞の証拠を得ることはできましたが、それ以上に重要だったのは、その後の関係修復に向けたサポートだったと考えています。特に、対象者が関連会社への異動を選択したことは、関係修復への強い意志の表れとして評価できます。依頼者様の精神的な強さと、息子さんのために家庭を守りたいという強い意志が、この案件を前向きな方向に導いた最大の要因だと感じています。今後も、この家族の幸せを陰ながら支援していきたいと考えています。 不貞調査の真の目的は、単なる証拠収集ではなく、その先にある家族の幸せを取り戻すことにあります。その意味で、本件は調査員として非常にやりがいを感じる案件となりました。

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