性病感染から浮気発覚‐名古屋市天白区の事例

Top » CASE » 【解決事例】夫の浮気が性病から発覚-名古屋市天白区の事例

性病感染から浮気発覚- 八事の調査事例

八事にお住まいの奥様とご主人(35歳)との結婚生活は10年目に入り、2人の子どもがいらっしゃいます。 先月末、体調の違和感から婦人科を受診したところ、性感染症の診断を受けました。過去3ヶ月間、夫とは肉体関係を持っていないため、夫の不貞行為を疑うようになりました。
依頼者
30代半ば 女性
対象者
30代半ば 男性(依頼者の夫)
婚姻歴
10年 子ども2人

お問合せの経緯

相談者は今年10月中旬頃から下腹部に違和感を覚え始め、その後、排尿時の痛みと発熱症状が出現したため、10月28日に地域の婦人科クリニックを受診しました。検査の結果、クラミジア感染症との診断を受け、医師からは夫婦間での感染の可能性を指摘されました。
しかし、相談者は今年7月頃から夫婦生活が減少しており、9月以降は完全に途絶えている状態でした。相談者は夫の浮気を疑わざる得ませんでした。もし夫に浮気の事実があるのであれば、きちんとした証拠を押さえた上で、適切な対処をしていきたいとの思いからご依頼頂きました。

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的

夫の不倫の証拠を集めて、婚姻関係の継続または解消を判断するため

必要証拠

・相手方の不貞行為を直接的に証明できる証拠
・不不貞行為の場所(ホテルなど)への出入りの映像記録(複数回)

調査期間

5日間

調査費用

90万円

調査方法

職場からの尾行及び土日の尾行

依頼者の不安と懸念

夫の不貞が事実であると確定的な証拠を得ることへの精神的な恐れを感じています。特に、複数の若い女性との関係が判明することで、自身の年齢や容姿に対する自信を失いかけています。また、長年連れ添った夫がお金で関係を持つような女性と関係を持っていたことへの失望感も大きく、精神的なダメージを懸念しています。

小学生の子ども2人への影響を最も心配しています。調査中に子どもたちが父親の行動に気付いてしまうのではないか、また調査結果が判明した後の家庭崩壊により、子どもたちが精神的なトラウマを負うのではないかと心配しています。子どもたちの学校生活や友人関係にも影響が及ぶことを懸念しています。

調査の目的と方針(名古屋市天白区での特性)

調査目的:
現在、依頼者の夫が経済的・時間的資源を不当に費やし、複数の女性との不適切な関係を持っている疑いが強く、その事実関係の確認と法的措置に耐えうる証拠の収集を行います。特に、パパ活による不特定多数との交際の実態解明、および性感染症による健康被害の原因究明を目的とします。

調査方針:
行動観察による事実確認
対象者の行動を、出勤から帰宅までの全行程において調査します。特に平日夜間の残業後の行動、休日出勤と称した外出時の移動を重点的に追跡します。尾行は常時2名体制で行い、証拠撮影とタイムスケジュールの記録を徹底します。

対象者の生活パターンの把握
勤務先である名古屋市中区の会社周辺での張り込みを実施し、日常的な行動パターン、頻繁に利用する店舗、面会する人物などを特定します。特に、勤務実態と申告内容の齟齬を確認します。

交際相手の特定
パパ活アプリを通じて関係を持つ女性との接触場面を記録します。対象者がよく利用する名古屋市内の待ち合わせ場所、飲食店、ホテルなどを特定し、適切な証拠を収集します。

金銭の流れの追跡
現金引き出しの場所と時間、高額な支払いが行われる場面を記録します。レシートの撮影や支払い状況の確認により、不適切な金銭授受の証拠を収集します。

調査内容(名古屋駅及び八事付近)

調査は5日間にわたって行われました。以下、日を追って調査内容を詳しく解説します。

1-2日目

初日と2日目の調査では、対象者の基本的な行動パターンが明らかになりました。対象者は両日とも午前8時30分に自宅を出発し、地下鉄を利用して勤務先に向かいました。勤務中は通常の業務を行っている様子でしたが、18時以降の行動に不審な点が見られました。
初日の18時15分、対象者は会社を出発し、名古屋駅周辺の高級ラウンジに向かいました。そこで20代後半と思われる女性と合流し、約2時間の飲食を共にしました。その後、栄駅近くのラブホテルに移動し、23時30分まで滞在。対象者は終電で帰宅しました。
2日目は19時まで残業した後、栄地区の個室居酒屋に向かい、別の若い女性(推定20代前半)と落ち合いました。食事の際、対象者は現金での支払いを行い、その後名古屋駅近くのホテルに移動。女性は23時頃に先に退出し、対象者は23時30分に退出、終電で帰宅しました。

3-4日目

3日目と4日目は、対象者のより組織的な行動が確認されました。3日目の昼休憩時、対象者は社外で若い女性と短時間の面会を行い、封筒の受け渡しが確認されました。18時の退社後、名古屋駅のカフェで別の女性と待ち合わせ、その後高級寿司店で会食。21時以降、中区の高級ホテルに移動し、深夜0時まで滞在しました。

4日目は土曜日でしたが、対象者は「休日出勤」と称して9時に自宅を出発。しかし会社には向かわず、栄地区のカフェで女性と待ち合わせ。その後、買い物に同行し、ブランド店で女性にバッグを購入する様子が確認されました。昼食後、新栄のマンションに移動し、16時まで滞在。夕方からは別の女性と居酒屋で会食し、再びホテルを利用、22時に帰宅しました。

5日目

最終日は、対象者の休日の行動を終日観察しました。午前中は自宅で過ごしていましたが、13時に「仕事の資料を取りに行く」と称して外出。実際には名古屋駅近くのホテルで女性と待ち合わせ、その後栄地区の高級レストランで食事をしました。食後、対象者はATMで現金を引き出し、女性に手渡す場面が確認されました。この日は19時に別れ、対象者は途中でスーパーに立ち寄り、20時に帰宅しました。

調査結果

5日間の調査の結果、以下の事実が明らかになりました。

調査期間中、少なくとも5名の異なる女性との接触が確認され、うち4名とホテルでの不適切な関係が確認されました。対象者は複数の女性に金銭を渡しており、パパ活サイトを介した交際であることが推測されます。また、ホテル代や飲食費、プレゼント代として、5日間で推定50万円以上の支出が確認されました。

考えられる今後の展開

夫が事実を認めた場合の展開:
証拠を突きつけられた際、夫は仕事上のストレスや一時的な過ちとして謝罪する可能性が高いと考えられます。性感染症の件もあり、治療費の負担や慰謝料の支払いには応じる可能性があります。ただし、複数の女性との不適切な関係や、多額の金銭支出について、全ては認めない可能性もあります。

夫が事実を否認した場合の展開:
写真や動画による明確な証拠があるにもかかわらず否認した場合、より強い法的措置が必要となります。この場合、弁護士を介した交渉が必要となり、調停や裁判等の法的手続きに発展する可能性が高くなります。

その後の展開/アフターサポート

証拠開示後の展開:
妻が夫に証拠を提示した際、夫は当初、一部の事実のみを認める態度を示しました。しかし、複数の女性との交際証拠や金銭の流れを示す明確な証拠に直面し、最終的にすべての不貞行為を認めることとなりました。その際、仕事上のストレスや一時的な過ちとして謝罪し、家庭の修復を望む姿勢を示しました。
夫婦間での話し合い:
当事務所の立ち合いのもと、3回に渡る話し合いを実施しました。その結果、以下の合意に至りました:

当面の別居期間を3ヶ月と定め、その間に夫婦関係修復の可能性を探ることとしました。夫は単身マンションへ移動し、週末のみ子どもたちと過ごす時間を設けることとなりました。
夫は以下の条件を受け入れました:

性感染症の完治まで定期的な通院と検査結果の提出
婚姻費用の不当支出分として350万円の補填
毎月の収支報告と給与明細の提出
夫婦カウンセリングへの参加
会社に報告のない残業・休日出勤の全面禁止
スマートフォンの利用履歴の共有

アフターサポート体制
心理的サポート:
妻と子どもたちのための心理カウンセリングを手配しました。特に子どもたちには、両親の一時的な別居について年齢に応じた適切な説明を行い、定期的なカウンセリングを通じて心理的なケアを継続しています。
法的サポート:
提携弁護士による継続的な法的アドバイスを提供しています。特に、財産分与や親権に関する事項について、将来的な離婚の可能性も考慮した準備的な助言を行っています。
生活面のサポート:

経済的自立支援
妻の希望により、パートタイムでの就労に向けた職業訓練校の紹介と、資格取得のサポートを行っています。
生活環境の整備
別居中の生活費や子どもたちの教育費などの試算と、必要な場合の補填計画の策定を支援しています。
定期的な状況確認
月1回の面談を通じて、家族関係の修復状況や新たな問題の有無を確認しています。

現在の状況:
別居開始から2ヶ月が経過し、夫は条件を順守しながら、家族との関係修復に努めています。子どもたちも週末の面会を楽しみにするようになり、徐々に家族関係が安定してきています。ただし、妻は完全な信頼回復にはまだ時間が必要と感じており、当事務所としても継続的なサポートを行っていく予定です。

依頼者様の声

証拠を突きつけられた夫が、あっさりと不貞を認めたことに正直驚きました。それまでの強気な態度が一転し、家族を失うことへの不安からか、私たちとの関係修復に必死になっている姿を見て、複雑な気持ちになりました。

当初は離婚も考えていましたが、子どもたちの様子を見ていると、やはり父親の存在は大きいと実感しています。ただ、完全な信頼関係の回復にはまだまだ時間がかかると思います。特に若い女性との関係や、パパ活での金銭の無駄遣いを知った時は、これまでの結婚生活が全て嘘だったように感じ、大きな喪失感を覚えました。

調査中は不安で眠れない日々が続きましたが、探偵事務所の方々が細やかなケアをしてくださり、精神的にも支えられました。特に子どもたちへの配慮を最優先していただいたことに、深く感謝しています。

現在は、夫婦でカウンセリングを受けながら、少しずつ関係の修復を試みています。私自身も、パートタイムの仕事を始める準備を進めており、経済的な自立も視野に入れています。これを機に、夫婦それぞれが成長し、より良い関係を築いていければと思います。

調査担当者のコメント

本件は、性感染症という健康被害を伴う深刻な不貞事案でした。特に、パパ活による不特定多数との交際は、単なる浮気とは異なり、家計への影響も大きく、STD感染リスクも高いため、慎重な対応が必要でした。

調査にあたっては、八事という高級住宅街での生活環境や、お子様への影響を考慮し、極めて慎重な調査活動を行いました。特に、学校関係者の目に触れないよう、お子様の送迎時間帯は自宅周辺での調査を控えるなど、細心の注意を払いました。

対象者の問題行動が想定以上に組織的で、複数の女性との関係が確認されたことから、当初の調査計画を柔軟に変更し、証拠の収集方法を工夫しました。特に、金銭の授受や高額な買い物の場面は、将来の法的措置に備えて、詳細な記録を残すことに注力しました。

事案発覚後は、依頼者様の精神的なケアを重視し、カウンセリングの手配や法律相談の支援など、総合的なアフターフォローを実施しています。特に、お子様方への心理的なサポートについては、専門家と連携しながら、慎重に対応を進めています。

結果として、夫婦間での話し合いによる解決の方向に進んでいますが、完全な信頼関係の回復にはまだ時間が必要と考えられます。今後も定期的な状況確認を続け、必要に応じたサポートを提供していく予定です。

この事案を通じて、不貞調査は単なる証拠収集にとどまらず、家族全体の将来を見据えた総合的なサポートが必要であることを、改めて認識しました。今後も依頼者様とご家族の幸せを最優先に考え、誠心誠意サポートを続けてまいります。

※当サイトの浮気事例、コラム、地域記事等で紹介している内容は、当所と連携企業で行われた調査事例や相談事例に基づいています。これらの事例は、関係者のプライバシーを守るため、個人を特定できないよう慎重に編集・加工を施しています。私たちは、読者の皆様に有益な情報を提供しつつ、同時に事例に関わる方々の個人情報保護にも最大限配慮しております。

Contact

お問い合わせはこちら

お悩みや心に迷いがあった場合は、まずはお気軽にご連絡ください。一緒に解決策を考えましょう。