夫の社内不倫から関係修復へ至った解決事例
名古屋市東区の事例

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夫の社内不倫、その時妻は- 東区の調査事例

当探偵事務所に一本の電話が入ったのは、真冬の寒い夜でした。電話の向こうには37歳の女性からの切実な声が響きました。「夫が急に離婚を切り出してきたんです。社内の女性と関係があるようなのですが、このまま終わりにしたくありません」という内容でした。
依頼者
30代後半 女性
対象者
30代後半 男性(夫)
婚姻歴
10年 子ども(3・5歳)

お問合せの経緯

依頼者は夫との関係修復を強く望んでいましたが、自身にも過去に不倫歴があったことから、状況は複雑でした。夫からは「お前にも同じことをしただろう」と言われ、話し合いが平行線をたどっている状況でした。ただ、家庭を守りたい、なんとしても関係を修復したいという依頼者様の強い思いが伝わってきました。

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的

夫の不貞行為の証拠収集

必要証拠

夫と相手方女性の密会現場の写真や動画
ホテルの出入り証拠

調査期間

14日間

調査費用

150万円

調査方法

尾行・張り込みによる行動調査

依頼者の不安と懸念

依頼者様が最も懸念されていたのは、自身の過去の不倫が現在の状況に影響を与えているという点でした。「私にも非があるから、強く言えない」という気持ちと、「それでも家庭を守りたい」という思いが交錯していました。

また、調査がばれることで夫婦関係が決定的に悪化することへの不安も大きく、慎重な調査の実施を望まれていました。さらに、会社内での調査となるため、夫や相手方の職場への影響も心配されていました。

調査の目的と方針(名古屋市瑞穂区での特性)

調査では、単なる不貞の証拠収集にとどまらず、将来の関係修復も視野に入れた総合的なアプローチを計画しました。具体的には、夫婦間の対話再開のきっかけとなる客観的な事実の収集と、相手方女性との関係性の実態把握を主な目的としました。

調査方針として、会社内での騒動を避けるため、勤務時間外での行動に焦点を当てることとしました。また、調査の事実が露見しないよう、細心の注意を払いながら進めることを決定しました。

調査内容(瑞穂区役所駅付近)

調査は14日間にわたって行われました。以下、日を追って調査内容を詳しく解説します。

1-3日目

最初の3日間は、夫の基本的な行動パターンの把握に努めました。通常の出勤時間は午前8時30分、退社時間は概ね午後7時頃でした。この間、相手方女性との直接的な接触は確認できませんでしたが、社内で同じフロアで働いている様子が確認できました。

4-7日目

4日目の夜、夫と相手方女性が一緒に会社を出る姿を確認。近くの居酒屋で2時間ほど過ごした後、それぞれタクシーで別方向に帰宅する様子を記録しました。6日目には、二人で休日出勤した後、繁華街での食事、その後シティホテルに入る様子も確認。決定的な証拠を入手することができました。

8-10日目

相手方女性の素性調査から、彼女も既婚者であることが判明。夫婦間の問題だけでなく、相手方の家庭も危機に瀕している状況が明らかになりました。また、二人の関係は約6ヶ月前から始まっていたことが、周辺調査から推測されました。

11-14日目

最終週は、これまでの証拠を補強する追加調査を実施。二人の関係性や行動パターンをより詳細に記録し、今後の話し合いに活用できる客観的な証拠として整理しました。

調査結果

14日間の調査の結果、以下の事実が明らかになりました。

2週間の調査を通じて、夫と相手方女性の不貞行為を証明する十分な証拠を入手することができました。具体的には、二人きりでの食事場面、ホテルへの出入り、親密な様子を収めた写真や動画など、複数の決定的な証拠を確保しました。

また、相手方女性が既婚者であることも判明し、状況の深刻さが改めて認識されました。さらに、二人の関係が比較的最近始まったものであることも確認でき、この事実は今後の関係修復において重要な意味を持つと考えられました。

その後の展開/アフターサポート

調査結果を基に、依頼者様は弁護士との相談を経て、夫との話し合いの場を持つことができました。証拠を突きつけられた夫は、最初こそ強気な態度を見せたものの、最終的には関係を反省する姿勢を示しました。

特に、相手方も既婚者であることが判明したことで、事態の重大さを認識したようでした。その後、夫婦間でのカウンセリングを受けることを決意。お互いの過ちを認め合い、関係修復に向けて一歩を踏み出すことができました。当事務所でも、カウンセリング先の紹介や、今後の関係修復に向けたアドバイスを提供しました。

依頼者様の声

「最初は調査を依頼することに迷いがありました。特に、私自身にも過去があったため、夫を追及する資格があるのかと悩みました。しかし、調査結果をきっかけに、夫婦でじっくりと話し合うことができ、お互いの気持ちを見つめ直す機会となりました。」

「現在は夫婦で定期的にカウンセリングに通い、少しずつですが関係を修復できています。調査だけでなく、その後のアドバイスまでいただき、本当に感謝しています。」

調査担当者のコメント

本件は、依頼者様ご自身にも過去の不貞があるという複雑な事案でした。しかし、そのことが却って依頼者様の反省と寛容さを導き、最終的な関係修復につながったと考えています。

調査では、会社内という繊細な環境での証拠収集が必要でしたが、慎重に進めることで必要な証拠を確保することができました。特に嬉しかったのは、調査結果が単なる追及の材料ではなく、夫婦間の対話の契機となり、関係修復につながったことです。様々なケースを担当してきましたが、このように前向きな解決に至ったケースは、担当者としても印象深く残っています。

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